ベーリンガーインゲルハイムと米国イーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE: LLY)は、欧州糖尿病学会(EASD)で、1つの大規模第3相臨床試験の結果と3つの併合解析の結果を発表しました。これらの結果からリナグリプチンが、高齢患者および糖尿病性腎症を有する患者を ......
学会カレンダー · 学会ダイジェスト; ––––––––––––––––––––––; 第48回欧州糖尿病学会 · 第35回日本高血圧学会 · 第44回日本動脈硬化学会 · 第72回米国糖尿病学会 · 第13回欧州リウマチ学会 · テーマサイト · ハイパー家庭医への羅針盤 · 動脈硬化GLのエビデンス · 心身 ......
2型糖尿病ハイリスク患者で、末梢動脈疾患が認められると、総死亡リスクは4.1倍に、心血管疾患死のリスクは3.9倍に増大することが明らかになった。これは、フランスCHU LapeyronieのAriane Sultan氏らが、2型糖尿病ハイリスクの患者700人超について、前向きコホート ......
米国イーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE: LLY)とベーリンガーインゲルハイムは、2型糖尿病患者を対象としたLY2605541(開発中の新規基礎インスリンアナログ)*の第2相臨床試験における患者の自己申告によるヘルスアウトカム・データを発表しました。この試験 ......
EmpagliflozinはSGLT-2阻害薬と呼ばれる新しいクラスの化合物で、現在、2型糖尿病患者の血糖値を低下させる効果について検討されています2。2型糖尿病は、持続的な高血糖のほか、β細胞機能の低下、インスリン抵抗性の増大を特徴とします4,5。現在使用されている ......
10月1日からドイツ・ベルリンで開催されている第48回欧州糖尿病学会(EASD 2012)には,世界25カ国以上から1万8,000人超が参加,5日間にわたり研究成果が発表され,さまざまな議論が交わされている。2日に行われた記者会見では,EASD会長のAndrewBoulton氏(英 ......
国際糖尿病連合(IDF)は10月2日,2型糖尿病のグローバルガイドライン改訂版〔Global Guideline for Type 2 Diabetes (2012)〕を発表。2005年に同ガイドラインが発表されて以降,今回が初めての改訂となる。この数年の新薬登場に伴い薬物療法のアルゴリズムが大幅に ......
MK-3102はメルクが治験中の週1回投与型DPP-4阻害薬で、2型糖尿病の治療薬として開発が進められています。2型糖尿病患者における期間12週間の試験にて、MK-3102はプラセボと比較して有意に血糖値を低下させ、 同薬投与患者における症候性低血糖の発症率は ......
アステラス製薬は3日、開発中の糖尿病治療薬のSGLT-2阻害剤イプラグリフロジン(一般名、開発コード=ASP1941)について、SU剤またはチアゾリジン系薬剤ピオグリタゾン(製品名「アクトス」)との併用をプラセボと比較した2つの国内臨床第3相(P3)試験で、HbA1cの統計的 ......
12年間におよぶ観察の結果、2型糖尿病だった参加者では、糖尿病でなかった参加者に比べて明らかに認知機能の低下が加速していたことが示された。認知機能に及ぼす糖尿病の影響を調べたコホート研究(MAAS)で明らかになったもので、オランダSchool for Mental Health ......
現在使用されている経口2型糖尿病治療薬の多くは、インスリンというホルモンの作用に依存して上昇した血糖値を低下させます。一方、SGLT-2阻害薬は、腎臓におけるグルコース再吸収を抑制することで、過剰なグルコースを尿中に排泄します。インスリンに依存しない作用機序 ......
松谷化学工業は、名城大学薬部の豊田行康 准教授ならびに香川大学 医学部の徳田雅明 教授との共同研究により、希少糖の一種で、ノンカロリーで甘味度が砂糖の7割程度である「D-プシコース(さぬき新糖)」を含む「希少糖含有シロップ」が、健常ラットを用いた研究において抗 ......
東京大学は10月1日、大阪大学と東北大学の協力を得て、骨形成やインスリンシグナルに関わるタンパク質「Enpp1」のX線結晶構造を解明することにより、骨疾患や糖尿病の発症メカニズムの一端を明らかにしたと発表した。 成果は、東大理学系研究科 生物化学専攻の濡木理 ......
日本では、2011年7月1日に食事療法、運動療法のみで十分な効果が得られない2型糖尿病患者の治療薬(単独療法)として、日本ベーリンガーインゲルハイムが、「トラゼンタ®錠 5mg」(一般名:リナグリプチン)の製造販売承認を取得しました。現在、他の糖尿病治療薬との併用 ......
悪性神経膠腫、悪性軟部腫瘍という希少がんの治療薬を含むオーファンドラッグが4成分。6成分目となる2型糖尿病に用いるDPP-4阻害薬などがある。承認されたのは次のとおり。 ▽トービイ吸入液300mg(一般名:トブラマイシン、会社名:ノバルティスファーマ):「嚢胞性線維症 ......
カナダ・セント・ジャスティン大学病院小児科のAriane Boivin氏らは、正期産児に比べ、32週未満の早産児は将来、妊娠糖尿病や妊娠高血圧などの妊娠合併症にかかるリスクが約2倍に上ることが分かったと、9月24日付のカナダ医学誌「CMAJ」(電子版)に発表した。...
今年(2012年)改訂された米国糖尿病学会(ADA)と欧州糖尿病学会(EASD)の合同声明(Diabetes Care 2012; 35: 1364-1379,Diabetologia 2012; 55: 1577-1596)では,患者中心のアプローチ(Patient Centered Approach)が強調され,患者の病態や低血糖リスク ......
そこで今回、東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・代謝内科教授の門脇孝先生が、2型糖尿病治療の変遷と現状とともに、臨床現場におけるDPP-4阻害剤の意義や選択について紹介するセミナーを、9月14日に開催した。 「日本オリジンのDDP-4阻害剤である『テネリア』を9 ......
その変形性関節症と糖尿病(2型糖尿病)との関連はこれまでも指摘されていたが、ドイツ・エアランゲン=ニュルンベルク大学第3内科のGeorg Schett氏らは、イタリアの一般成人927人を20年以上にわたって追跡した結果、糖尿病でない人に比べ、糖尿病患者では傷ついた関節 ......
【メルボルン(オーストラリア)2012年9月27日AAPメディアネット・インターナショナル=共同JBN】CSL Limited(http://www.csl.com.au/)はこのほど、2型糖尿病の動物モデルで病気の発現を防ぎ、進行を逆転させる新しい薬剤候補を開発した。 この薬剤候補は、血管内皮増殖 ......