スーテントカプセル12.5mg(一般名:スニチニブリンゴ酸塩、会社名:ファイザー):「膵神経内分泌腫瘍」の効能・効果を追加する新効能・新用量医薬品。オーファンドラッグ。再審査期間10年。 国内発症率は10万人に1人、膵がん全体の1~2%。遠隔転移している場合、5年生存 …
...米アップル社元CEOの故Steven Jobs氏が罹患していたことで広く知られるようになった膵神経内分泌腫瘍(pNET)。pNETは膵臓を原発とする希少がんで,治療の基本は手術による切除だが,進行例については切除困難なため,有効な治療選択肢がなかった。
...pNETは消化器がんのなかでも予後が悪いがんで、国内で受療している推定患者数は … 切除不能の遠隔転移のあるpNETはNET(神経内分泌腫瘍、膵臓、消化器、呼吸器など …
...2011年12月22日、抗悪性腫瘍薬のエベロリムス(商品名:アフィニトール錠5mg)に「膵神経内分泌腫瘍」の適応が追加された。本薬は、既に2010年4月から「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」の適応で臨床使用されている。また、同じエベロリムス製剤の低用量製剤(サーティカン錠0.25mg、同錠0.5mg、同錠0.75mg)が、2007年3月から免疫抑制薬として、「心移植時における拒絶反応の抑制」の適応で臨床使用されている。
...ファイザーの抗がん剤スーテント(スニチニブ)が膵神経内分泌腫瘍(PNET)を適応症としたフェーズIII試験で良好な結果を示したため、臨床試験を早期に終了した。しかし、FDAの腫瘍薬諮問委員会(ODAC)からリスク・ベネフィットプロファイルは良好との勧告を受けながら …
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