このため、動脈硬化疾患予防ガイドライン2012でも、糖尿病患者に対するLDLコレステロール(LDL-C)管理の重要性が強調されている。特に網膜症などの細小血管障害や喫煙の継続といった危険因子を併せ持つ場合、より厳格なLDL-C管理が推奨されるようになった。
...欧州医薬品庁(EMA)は、7月11日、仏サノフィが抗不整脈薬Multaq(dronedaron)のフェーズIII試験PALLASスタディの中止を発表したことを受け、同剤の心血管リスクを評価していることを明らかにした。サノフィは、Multaqについて65歳以上の持続性心房細動患者を対象として …
...女子では、9~12歳時のBMIが1SD高いと、15~16歳時での心血管リスク因子のオッズ比が、高血圧(最大血圧:≥130 mm Hg)で1.23、高コレステロール(LDL:≥2.79 …
...非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は、その種類にかかわらず心血管リスクを高める可能性を持つこと、また、リスクが最も低いのはナプロキセンと見られることが、スイスBern大学のSven Trelle氏らの研究で明らかになった。論文は、BMJ誌2011年1月15日号に掲載された。
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