薬剤師の将来性について調べています。
(1)薬剤師の数が増える
(2)医薬分業率の伸びが止まる
(3)薬価・調剤報酬が引き下げられる
(4)登録販売員の増加
以上のような理由から、「薬剤師の将来性は悪い」という意見が多いようです。しかし今後も高齢者の数は急速に増えていくわけですので、むしろ薬の需要は急速に増えていくのではないでしょうか?
現在1日40枚に制限されている処方箋調剤も、調剤自動化が進んで処理でき…
日本薬剤師会によれば、医薬分業率が全国平均で65%を超えたそうです。この65%という数字を見ると、確かに「それなりに分業が進んでいる」という印象を受けるのですが、実感として皆さんどうでしょうか。現場の人間の感覚からすれば、いまだに「医薬分業」に対して、具体的に言うならば薬局の役割・薬剤師の仕事に対して、患者さんから理解が得られていないのではないかと感じます。では、その原因は何でしょう。少し考えてみましたところ、薬局や薬剤師への理解が得られていない元凶の一つに、医療機関からファクスで送る処方箋、いわゆる「ファクス処方箋」があるのではないかという“仮説”を思いつきました。
...日本薬剤師会は7月29日、2009年度の処方せん受取率(医薬分業率)が全国平均で60.7%で、初めて年間で60%を超えたことを発表した。日薬がまとめた「保険調剤の動向」(2009年3月〜2010年2月)による。なお、過去の同調査によれば、2007年度の処方せん受取率は57.2%、2008年度は59.1%だった。
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