現在,わが国で承認されているアルツハイマー病(AD)の治療薬は,ドネペジル,ガランタミン,リバスチグミン,メマンチンの4剤あるが,いずれも症状の進行を抑制する抗認知症薬であり,根本治療薬ではない。また,近年はADの発症要因とされるβアミロイドの凝集・蓄積を …
...欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)は10月18日, 抗肥満薬として先ごろ米国で承認されたphentermineとトピラマート徐放薬の配合剤(商品名Qsiva),およびアルツハイマー病(AD)治療薬として申請されていたメマンチンとドネペジルの配合剤の承認を拒否したと …
...一般名処方されたドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠について、一包化調剤のため数社の製品について無包装状態の安定性を確認したところ、メーカーにより安定性が異なることが分かった。
...エーザイはこのほど、同社が製造販売するアルツハイマー病治療薬「アリセプト」(一般名ドネペジル塩酸塩)を高度アルツハイマー型認知症に使用する特許について、特許権の存続期間延長が確定したと発表した。同用途に対する特許権の存続期間は2013年6月22日まで。これにより、今年11月にも各社から発売されるドネペジルの後発品においては、効能に高度アルツハイマー型認知症は当面含まれないこととなった。
...また、11月に収載を予定しているのはドネペジル、抗菌点眼剤レボフロキサシン点眼液(参天製薬のクラビット点眼液)、抗アレルギー薬ロラタジン(MSDと塩野義製薬の …
...ヤンセンファーマと武田薬品工業は3月22日、国内では2製品目のアルツハイマー型認知症治療薬となるレミニール錠、同OD錠、同内用液(一般名=ガランタミン)を新発売した。先行するエーザイのアリセプト(ドネペジル)以来、約10年ぶりの新薬の登場となる。 …
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