… としたサブグループ解析の結果を紹介する。 ARISTOTLEは、1つ以上の脳卒中危険因子をもつ心房細動患者1万8201例を対象に①アピキサバン5mg1日2回(選択された患者は2.5mg)群②ワルファリン群(目標INR:2.0~3.0)――の2群に分け、治療効果を比較している。
...CHADS2スコアは、①心不全の既往②高血圧③高齢(75歳以上)④糖尿病⑤脳卒中、TIA(一過性脳虚血発作)、全身性塞栓症の既往(2点)――の5項目からなり、最高得点は6点。0~1点を低リスク、2点を中等度リスク、3点以上を高リスクと3段階に層別化する。
...CHADS2スコアは、①心不全の既往②高血圧③高齢(75歳以上)④糖尿病⑤ … 一方、HAS-BLEDスコアは、①高血圧②腎機能異常③肝機能異常④脳卒中の既往⑤出血の …
...第Ⅹa因子阻害薬・アピキサバンは、脳卒中や出血リスクによらず、心房細動患者の脳卒中、全身性塞栓症の発症抑制効果や、出血リスクが低く、全死亡を低下させるなど、一環した結果を示すことが分かった。アピキサバンの国際臨床第3相試験「ARISTOTLE(Apixaban for …
...大出血の頻度は、既往歴がある群で頻度が有意に高い結果となったが(p<0.0001)、治療薬による有意差はみられなかった(p=0.73)。 Diener氏は、「ビタミンK拮抗薬(ワルファリン)で安定しない心房細動患者で、脳卒中やTIAの既往がある患者では、血管イベントを再発 …
...既存の薬剤と比べ、治療上の進歩をもたらす可能性があると判断されたことから、優先審査の対象に指定されている。欧州EMAにも10月に同適応で申請している。 なお、「待機的股関節または膝関節置換術後の成人患者における静脈血栓塞栓症(VTE)の発症抑制」の適応では2011 …
...急性内科疾患(medically ill)の患者における、アピキサバンの延長投与は、退院後のVTE発症抑制効果において、エノキサパリンの有効性に対し、有意差を示せず、出血リスクを増加させることが分かった。Brigham and Women's Hospital のSamuel Gold haber氏が、11月12~16 …
...欧州医薬品庁(EMA)ヒト医薬品委員会(CHMP)が3月14-17日に開催され、ブリストルマイヤーズスクイブ/ファイザーEEIGの静脈血栓塞栓イベント予防薬Eliquis(apixaban)など3成分について肯定的意見(承認勧告)を付与した。3成分は以下の通り。製品名(成分名)、申請 …
...オクラホマ大学ヘルスサイエンス・センターのGary E. Raskob氏が、アピキサバンの大規模臨床試験ADVANCE-2、ADVANCE-3のpooled analysisをもとに12月6日、第52回米国血液学会のオーラル・セッション「Antithrombotic Therapy: Changing Practice Through Clinical Trials …
...独・University Hospital Essen神経内科教授のHans-Christoph Diener氏はアピキサバンの特徴として、①経口の選択的Xa阻害作用を持つ②半減期が12時間で、腎排泄(25%)だが、複数の排泄経路を持つ③通常の抗凝集能検査が必要ない④整形外科の静脈血栓塞栓症(VTE)の …
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