対象は、脳卒中、一過性脳虚血発作(TIA)、全身性塞栓症の既往歴があるか、▽心不全または左室駆出率(LVEF)≦35%▽高血圧▽75歳以上▽糖尿病――の少なくとも2つ以上の危険因子を合併した心房細動患者1万4264例。①頭蓋内出血発症例172例②非出血性脳卒中発症例414例③ …
...投与患者を含めた同剤の適正使用を促すのが目的で、同日付で医薬品医療機器総合機構(PMDA)のHP上に掲載された。 同剤は、「非弁膜性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症抑制」を適応に持つ。投与対象となる心房細動患者は、一般的に腎機能が低下 …
...その結果、ダビガトラン エテキシラート150mg 1日2回は、発作性、持続性、永続性それぞれで心房細動患者の脳卒中/全身性塞栓症の発症抑制において、RE-LY®試験の成績と同様に優越性を示しました(交互作用のp値=0.16) ウプサラ大学病院(スウェーデン)のDr. Jonas …
...国立病院機構大阪医療センター臨床研究センター長の是恒之宏氏は、心房細動患者での脳卒中および全身性塞栓症の発症抑制を検討したRE-LY試験の結果から、「ワルファリンに対する優越性が認められた世界初かつ唯一の新規経口抗凝固薬」と紹介した。 …
...2011年1月21日、直接トロンビン阻害薬のダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩(商品名プラザキサカプセル75mg、同カプセル110mg)が製造承認を取得した。適応は「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症予防」で、1日2回、1回150mgの投与を基本とし、必要に応じて1回量を110mgに減量する。
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