協和発酵キリンは11月13日、がん性疼痛の急激な痛み(突出痛)の治療薬として「KW-2246」(フェンタニルクエン酸舌下錠)を日本で承認申請したと発表した。同社は、がん性疼痛治療薬としては久光製薬とフェントステープを共同販売しており、「KW-2246」も共同販売(1 …
...2010年6月24日、持続性癌疼痛治療薬のフェントステープ(一般名:フェンタニルクエン酸塩)が発売された。適応は「非オピオイド鎮痛薬及び弱オピオイド鎮痛薬で治療困難な中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における疼痛(ただし、他のオピオイド鎮痛薬から切り替えて使用する場合に限る)」であり、胸部、腹部、上腕部、大腿部などに貼付し、1日(24時間)ごとに貼り替えて使用する。
...2009年8月の米製薬会社ノーベン・ファーマシューティカルズの買収により米国市場へ本格的に進出し、2009年秋には同社初の米国における医療用医薬品となるがん性疼痛緩和剤HFG-512が承認された。 国内では癌性疼痛治療薬「フェントステープ」が10年度第1四半期に発売が予定 …
...久光製薬と協和発酵キリンは、経皮吸収型持続性癌性疼痛治療薬「フェントステープ1mg、同2mg、同4mg、同6mg、同8mg」(一般名:フェンタニルクエン酸塩)を、24日から新発売する。両社は1ブランド2チャネル方式でフェントステープの共同販売を行う。 …
...アルツハイマー型認知症治療薬のエーザイ(4532)や、抗リウマチ薬の田辺三菱製薬(4508)と共に、高齢化により発生する関節の痛みを治療する鎮痛薬や、がんによる痛みを治療する薬剤を販売予定の久光製薬(4530)も注目されることを紹介。(W)
...さらには、糖尿病性神経障害や線維筋痛症など神経性の痛みの治療も市場が拡大している。 久光製薬ではがん患者の疼痛治療に用いられるフェントステープと、がん患者以外の疼痛治療に用いられるBTDSを2011年2月期に発売予定。ピーク年商は各100億円と予想。 …
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