もうすぐ、4年に1度のサッカーの祭典「ワールドカップ」が開催されますね。開催地は南アフリカ共和国。そこで今回は、南アフリカ共和国の特産品として知られる「ルイボスティー」をご紹介しましょう。...
久しぶりの本欄は、典型的なランダム化比較試験(RCT)を読んでみることにしました。女性の骨折や転倒は、筆者の母親世代にとって極めて重要で、筆者の世代にとっても気になるテーマです。...
デルモベート軟膏(一般名:プロピオン酸クロベタゾール)とパスタロンソフト(尿素)の塗布する順序がわからず、間違った順序で塗布し副作用が強く出たらと心配し、使用をやめてしまった。...
普段より落ち着いているはずの土曜日の薬局に、ガヤガヤと大勢の人が入ってきました。その集団は自転車仲間のようで、ツーリングの最中、一人が転倒してしまったとのこと。左腿部分の着衣が破れ、大きく擦りむけており、指や手の甲にも血がにじんでいます。...
薬学教育6年制のスタートに伴って2009年から始まった、薬学共用試験(CBT〔Computer-based Testing〕、OSCE〔Objective Structured Clinical Examination〕)の合格率がいずれも99%を超えていたことがこのほどわかった。...
慢性腎疾患(CKD)で重症の貧血を示す患者にエポエチンなどの赤血球造血刺激薬(ESA)を使用する際に、目標とするヘモグロビン値を高く設定すると(本研究では中央値130g/Lに到達)、脳卒中、高血圧、シャント血栓のリスクが有意に上昇する―。そんな結果が、最新の無作為化試験のデータを...
こんにちは、酒井美佐子です。5月ももう後半、新緑のきれいな季節になりました。通勤や散歩の道すがら、街路樹を眺めているだけで心がやすらぐ気がします。今回は、街路樹として目を和ませてくれるだけでなく、ハーブティーとしても心を和らげてくれる、「リンデン」という樹木をご紹介...
2010年5月10日、ビグアナイド系経口糖尿病薬のメトグルコ錠250mg(一般名:メトホルミン塩酸塩)が発売された。本薬は、1月20日に製造承認を取得し、4月20日に薬価収載されている。メトホルミン製剤は、古くからメルビン錠などの商品名で販売されているが、メトグルコは、従来製剤とは用法・...
先日、来局されたお母さんから、当社の薬剤師が相談を受けました。「子供が修学旅行で海外に行くので、税関を無事に通れるように、また旅行先でも使用している薬がわかるように、薬のことを詳細に英語で表記してほしい」というものでした。...
糖尿病性腎症の患者にはしばしば高ホモシステイン血症が見られる。ビタミンB群を投与すればホモシステイン値は低下するが、これに伴って臨床転帰は向上するのか。この疑問を検討するため無作為化試験を行った英Western Ontatio大学のAndrew A. House氏らは、高用量ビタミンB群を投与すると予想に...
糖尿病性腎症の患者にはしばしば高ホモシステイン血症が見られる。ビタミンB群を投与すればホモシステイン値は低下するが、これに伴って臨床転帰は向上するのか。この疑問を検討するため無作為化試験を行った英Western Ontatio大学のAndrew A. House氏らは、高用量ビタミンB群を投与すると予想に...
6年制薬学生の長期実務実習がいよいよ始まりました。私の勤務する薬局でも、実習生を1人受け入れています。実習初日、学生は緊張の面持ちで挨拶した後、口数も少な目で、我々の間では「逆にこちら側に気を使ってくれている?」といった、もやもやした空気が流れていました。...
6年制薬学生の長期実務実習がいよいよ始まりました。私の勤務する薬局でも、実習生を1人受け入れています。実習初日、学生は緊張の面持ちで挨拶した後、口数も少な目で、我々の間では「逆にこちら側に気を使ってくれている?」といった、もやもやした空気が流れていました。...
いよいよ実習が始まります。 私たちの薬局では先週、木曜日に薬局のスタッフ皆が集まって実務実習についての勉強会をしました。「指導薬剤師でなければ指導できない」と思っていたスタッフもいたようですが、指導薬剤師だけでは11週の実習はとても乗り切れません。薬局のスタッフ皆で...
70歳以上で一見健康だが、高感度CRP(hsCRP)高値を示す人々を対象に、ロスバスタチンを投与すると、心血管イベントの1次予防効果は得られるのか。この疑問を検証すべく無作為化試験JUPITERの2次分析を行った米Brigham & Women's HospitalのRobert J. Glynn氏らは、偽薬群に比べ、ロスバスタチン群では心...
2010年4月16日、経口2型糖尿病治療薬のアログリプチン安息香酸塩(商品名:ネシーナ錠25mg、同錠12.5mg、同錠6.25mg)が製造承認を取得した。...
メトホルミン単剤では血糖管理が不十分な2型糖尿病患者にインクレチン関連薬を併用するなら、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬のリラグルチドとジペプチジルペプチダーゼ4-4(DPP-4)阻害薬のシタグリプチンのどちらがよいか。この疑問を検証するため両剤の直接比較を行った米Ver...
私たちが行っている調剤業務の一つ、「疑義照会」。その重要性については論をまちません。一口に疑義照会と言っても医薬品の相互作用や用法・用量などに関する複雑なものから単純な記載間違いまで、さまざまなものがあるのですが、一つ言えるのは、疑義照会が上手な薬剤師と、そうでな...
大手薬局チェーン日本調剤の後発医薬品調剤体制加算の算定状況が明らかになった。集計対象の285店舗中、71.2%に当たる203店舗で、数量ベースの後発品調剤率が30%以上となっており、3段階に設定されている後発医薬品調剤体制加算のうち、最も点数の高い「17点」を算定している(5月1日現在...
当該患者は排尿障害を自覚しており、(排尿障害を改善するとされる健康食品)ノコギリヤシを摂取していたが、前立腺肥大症の患者に禁忌であるテルシガンエロゾル<オキシトロピウム臭化物>が処方され、使用したため、症状が悪化してしまった。...