脂質正常の高齢者もhsCRP高値ならスタチンで利益
70歳以上で一見健康だが、高感度CRP(hsCRP)高値を示す人々を対象に、ロスバスタチンを投与すると、心血管イベントの1次予防効果は得られるのか。この疑問を検証すべく無作為化試験JUPITERの2次分析を行った米Brigham & Women's HospitalのRobert J. Glynn氏らは、偽薬群に比べ、ロスバスタチン群では心血管イベントの初回発生リスクが39%低下することを明らかにした。詳細は、Ann Intern Med誌2010年4月20日号に報告された。 続きは...