日経ドラッグインフォメーションでは、この度、「後発品企業イメージ調査」を行うことにいたしました。後発品使用促進のキープレイヤーである薬局薬剤師のみなさんが、個々の後発品企業にどのようなイメージを抱いているのか、そして、どのような基準で後発品を選んでいるのかを明らか...
ここ1年くらいでしょうか。TwitterやmixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で、モラルに欠けた発言や犯罪行為の経験を自慢げに投稿したことで、インターネット上でいわゆる“炎上”するケースが相次いでいます。共通しているのが、投稿者の実名や勤務先、顔写真までがSNS...
米国では、今年もインフルエンザ予防接種のシーズンが始まりました。8月中旬にワクチンが入荷され、早速「待ってました!」とばかりに薬局を訪れる常連のお客さんもいらっしゃいます。...
漢方では、子宮内膜症は、気血(きけつ)の流れが悪い体質の人に生じやすいと捉えています。気血の流れの停滞は、痛みや出血、炎症と深い関係があります。ここでは、炎症や癒着が強くて子宮内膜症が再発した例、気の流れが悪く強い生理痛を生じる例への処方を解説します。...
スギメディカルの主任研究員、川村和美氏による対人コミュニケーション講座の第6回は「疑義照会」がテーマです。処方内容の照会中、医師と感情的にこじれてしまった経験はありませんか。大切なのは、価値観を押し付けず事実をうまく伝えることで、医師に気持ちよく疑義対応をしてもらう...
2011年7月1日、糖尿病治療薬の「リオベル配合錠LD/配合錠HD」が製造承認を取得した。本薬は、選択的ジペプジルペプチダーゼ4阻害薬(DPP4阻害薬)のアログリプチンと、チアゾリジン系薬のピオグリタゾンの配合製剤である。承認されたのはLDとHDの2規格で、低用量のLDには1錠中にアログリプチ...
読書の秋ですね。というわけで、先日、通販サイト最大手!の米国アマゾン社から、「Kindle3」を輸入しちゃいました。Kindle(キンドル)というのは、アマゾンが作った電子書籍リーダーです。現在のところ日本語の書籍はまだ販売していない状況なので、「自炊」にチャレンジしてみました。...
認定薬剤師制度の研修の開催情報を入手できるウェブサイト「認定薬剤師.com」が、このほどオープンした。サイトにアクセスすると、開催が予定されている研修の日時、場所、研修内容、受講申し込み情報などが閲覧できる。全国で開かれる研修が網羅されているので、認定薬剤師や認定の取得...
8月27日、映画「神様のカルテ」が封切りになりました。私の地元の長野県が舞台になっている映画ということで、少し肩入れもしていますが、それでも待ち望んでいただけに、早速観に行ってきました。...
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会は8月26日、DPP4阻害薬のシタグリプチンリン酸塩水和物(商品名:ジャヌビア、グラクティブ)について、「インスリン製剤との併用」の適応追加を了承した。今後、厚労省の承認を経て、シタグリプチンとインスリン製剤との併用が保険適用で...
フィブラート系薬剤は、トリグリセリド(中性脂肪)を低下させ、HDLコレステロールを増加させるのが特徴です。最近では、核内レセプターであるPPARαのリガンドであり、抗炎症作用があるとも言われています。また、直接的な血管への作用により、抗動脈硬化作用があるとも言われます。...
薬剤師国家試験対策予備校「ファーマプロダクト」のベテラン講師、和田功氏による薬理学・病態学講座。第8回では第7回に引き続き、抗血栓療法に使用する薬剤の作用メカニズムを学びます。ワルファリンカリウムやヘパリン、今年3月に発売されたばかりのダビガトランエテキシラートメタン...
子宮内膜症は、もともと子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が、卵巣や子宮の外側などにもできてしまう病気です。その部分が生理の度に、普通の生理と同じように、剥がれては出血を繰り返すため、次第にお腹のあちこちで炎症や癒着が生じていきます。...
2011年7月1日、プロトンポンプ阻害薬(PPI)のエソメプラゾールマグネシウム水和物(商品名ネキシウムカプセル10mg、同カプセル20mg)が製造承認を取得した。エソメプラゾールは、ラセミ体であるオメプラゾール(商品名オメプラール、オメプラゾンほか)の一方の光学異性体(S体)であり、胃...
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は8月19日、男性型脱毛症(AGA)治療薬のプロペシア(一般名フィナステリド)について、製造販売元のMSDが作成した「適正使用のお願い」をWebサイトに掲載した。...
日勤と夜勤を繰り返している患者が「就寝前服用」と指示されたオメプラール(一般名:オメプラゾール、プロトンポンプ阻害剤)をいつ飲めばいいのか迷ってしまった。...
8月ももう下旬、暦の上では秋になりましたね。今回は、私たち日本人にとって身近なハーブの摂取法である「青汁」をテーマにしたいと思います。バラエティー番組の罰ゲームで、タレントが一口飲んで「苦い!」と顔をしかめる姿をテレビでご覧になったことのある人も多いでしょうが、青汁...
既に多くの皆さんはご存知だと思いますが、先週末、調剤過誤のニュースがありました。この件は、現役の県薬会長の薬局で起きた事故だったり、取り違えた薬剤が毒薬といったセンセーショナルな面も手伝ってか、業界紙だけでなく一般紙やテレビでも大きく報道されました。...
日本医療機能評価機構は8月18日、PTPシートの誤飲例について『医療安全情報No.57』を公表し、医療機関に注意を促した。2007年1月〜2011年6月までの間に、薬剤をPTPシートから出さずに服用した事例が14件報告されたのを受けてのもの。...
くろしお薬局の川添哲嗣氏が患者を熱演するロールプレーで、観察と質問を通した薬学的アセスメントの極意を学びましょう。第8回では、いよいよ患者さんの自宅を訪れます。訪問時、患者の川添ヨウイチさん(65歳)はちょうど食事中。こんな場面で、薬剤師はどう振舞うとよいのでしょうか...