アトバコン：忍容性が高いニューモシスチス肺炎治療薬
2012年1月18日、ニューモシスチス肺炎治療薬のアトバコン（商品名サムチレール内用懸濁液15%）が製造承認を取得した。適応菌種は「ニューモシスチス・イロベチー」で、「ニューモシスチス肺炎とその発症抑制」が適応となる。治療目的では、食後に1回5mL（アトバコン750mg）を1日2回21日間、発...デキる医薬品卸はここが違う！
皆さんの薬局では、医薬品を納入する「卸」は何社と取引していますか？ 1社だけというところはごく少数で、多くの薬局は3〜4社、あるいは5社以上と取引しているところも結構あるのではないかと思います。...ワーファリン減量のはずが錠数が増えて不安
ワーファリン（一般名：ワルファリンカリウム）を減量すると言われた患者が、薬局で交付されたものを見たら錠数が増えているので不安になった。...ウインドウズもマックも、みんなでビデオチャット
今日は、遠隔地の人ともちゃちゃっと、しかも無料で（通信料などは各自で負担ですが）会議ができちゃう、便利なサービスを紹介します。グーグルが始めたSNSサービス「グーグルプラス」の「ハングアウト」です。...バイタルサイン、始めました！
少し前のことになりますが、昨年4月に旭川で在宅療養支援薬局研究会のバイタルサイン講習会を受講しました。皆さんご存知の、同会理事長で外科医の狭間研至先生ご本人による熱い講演を地元旭川で聞くことができ、とてもラッキーでした。また、講習会でバイタルサイン測定の実技を教えて...【番外編】質問力のふるさとを訪ねて（中編）
高知県の「くろしお薬局」の代表取締役で、『川添式熱血患者指導術「Do処方、特変ナシ」から脱却せよ！』（日経BP社）などの著書を持つ川添哲嗣氏の薬局を訪問する「番外編」。中編では、いよいよ川添氏の薬歴を拝見！ 患者の訴えや薬剤師が観察したことを左側に書き、それらに基づいて...アセタゾラミド：腎機能低下者に常用量は危ない！
今回は、添付文書の記載内容が不十分な薬剤の一つとして、アセタゾラミド（商品名：ダイアモックス）について解説します。...セレコキシブ：急性疼痛への使用も可能に
2011年12月22日、セレコキシブ（商品名セレコックス錠100mg、同錠200mg）の適応症と用法・用量が追加された。追加された適応は「手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛」であり、用法・用量は「成人初回400mg、2回目以降200mg。頓用の場合は、初回400mg、必要に応じて投与間隔を6時間以上として...クリニックでハーブ入浴剤を作ってみました
2012年がスタートしましたね。今年も、ほっと安らげる「癒しコラム」を書いていけるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。今年最初のコラムは、私が勤務しているクリニックで作った、オリジナルの「ハーブバス」（入浴剤）についてです。...後発品の「ブランド名」が消えてゆく
先週、DIオンラインのニュースでも取り上げられていましたが、大日本住友製薬のアルマール錠（一般名アロチノロール塩酸塩）の名称がついに変更されることになりました。...取り違え防止のための販売名変更、第3弾はアルマール
2012年1月、大日本製薬株式会社から、「アルマールとアマリールの販売名類似による取り違えについて」という案内が届きました。...情報更新月間を導入してみよう
ネオフィスト研究所の所長で『保険薬局業務推進便利グッズ集』（じほう）などの著書で知られる吉岡ゆうこ氏と、薬局業務に役立つ便利なグッズを作ってみましょう。最終回となる第13回で吉岡氏が提案するのは、薬局に「情報更新月間」を導入すること。初来局時に書いてもらった質問票の...OTC風邪薬のアドバイスは腕の見せ所
新年明けましておめでとうございます。みなさまお元気でしょうか。...逆流性食道炎の考え方と漢方処方
胸やけや呑酸、吐き気などを主症状とする逆流性食道炎は近年、日本で増加傾向にあります。漢方では五臓六腑の「胃」や「肝」の不調を改善し、この病気の治療をしています。まず一番多くみられる「肝火犯胃」証の人にはどのような漢方薬が適しているのか、みていきましょう。...エベロリムス：膵神経内分泌腫瘍にも使用可能に
2011年12月22日、抗悪性腫瘍薬のエベロリムス（商品名：アフィニトール錠5mg）に「膵神経内分泌腫瘍」の適応が追加された。本薬は、既に2010年4月から「根治切除不能又は転移性の腎細胞癌」の適応で臨床使用されている。また、同じエベロリムス製剤の低用量製剤（サーティカン錠0.25mg、同錠0.5...15年前の「薬局・未来予想図」を紐解いてみた
2012年を迎え、早くも10日あまりがたちました。まだまだお正月気分が抜けきらず、重い体を引きずっている方も少なくないかもしれません。新年のご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。...アルマール、6月にも商品名変更へ
大日本住友製薬は、1月10日、高血圧症・狭心症・不整脈等治療薬のアルマール錠（一般名アロチノロール塩酸塩）の商品名変更のため、代替新規承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。...うつ病患者にニコチンパッチはＮＧ！？
「うつ病患者には禁忌」と記載されているニコレットパッチ 1をうつ病患者に販売してしまった。...ベンズブロマロン：肝障害、ワルファリンとの併用に注意
ベンズブロマロン（商品名：ユリノームほか）は、副作用のモニタリングや相互作用チェックが重要な薬剤ですが、必ずしも十分に注意がなされていない印象があります。そこで、今回はベンズブロマロンの注意点について解説したいと思います。...薬物治療の優先順位
スギメディカル主任研究員の川村和美氏が、患者とのコミュニケーションを深めて医師の処方を生かすために、薬剤師が備えておきたい対人スキルの基本を解説します。第10回のテーマはずばり、薬物治療の優先順位。服薬中の患者にとって、薬物治療は最も優先すべき事項のように思えるので...
