歯周病は、大人の約8割がかかる病気です。放っておくと、歯が抜け落ちます。毎日の正確な歯磨きが基本ですが、免疫力が落ちていると、熱心に歯磨きをしてもなかなか歯周病が根治しません。漢方では、免疫力を高めることにより、歯周病の治療に当たります。...
2012年6月29日、抗リウマチ薬のイグラチモド(商品名ケアラム錠25mg、コルベット錠25mg)が製造承認を取得した。適応は「関節リウマチ」で、用法・用量は「1回25mg、1日1回朝食後に4週間以上経口投与し、それ以降、1回25mg、1日2回(朝食後、夕食後)に増量」となっている。...
患者は、ロゼレム<ラメルテオン>を全く服用せず、頓用のレンドルミン<ブロチゾラム>を毎日服用していた。...
大きなイライラの種や、いくつかのイライラの種が積み重なって強いイライラにさいなまれるケースばかりでなく、ちょっとしたことでも慢性的にすぐイライラしやすいタイプもあります。今回は、これらの場合に使う漢方処方などについて解説します。...
生活習慣病と不眠・睡眠不足が密接に関係していることは、様々な報告によって明らかになってきています。ある疫学調査では、不眠・睡眠不足があると耐糖能の悪化や血圧の上昇が起こりやすく、睡眠時間が短い人は生活習慣病発症のリスクが高まると結論しています。逆に、生活習慣病の患...
ホスホマイシン系薬は、ホスホマイシン(ホスミシン他)のみが発売されています。今回はこのホスホマイシンについて解説します。通常、経口薬のみを取り上げていますが、この薬剤は注射剤にも特徴がありますので、薬剤の特徴という意味で、注射剤についても触れます。...
梅雨明けまであと少し。じめじめの季節ですが、流行りのガーデンハーブを楽しみませんか? 今回も、メディカルハーブというよりお野菜に近いハーブを紹介します。ガーデニング初心者でも簡単に育てられ、“ハーブの王様”としてヨーロッパでは広く親しまれていて、特にイタリア料理に...
日本薬剤師会が 「薬剤師の将来ビジョン(Pharmacist Vision)」の暫定版をウェブサイト上で公開しました。情報の早い方でしたら、既に全編に目を通していらっしゃるかもしれません。今日は、そのビジョンの内容というよりも、「ビジョンを作ること」について話題にしてみたいと思います。...
前回(「6週間の実務実習を引き受けました」)から引き続き、今回はピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)薬学部の実習生、へザーさんが実習中に取り組んだMTM(Medication Therapy Management)を紹介します。...
2012年6月29日、抗癌剤のアキシチニブ(商品名インライタ錠1mg、同錠5mg)が製造承認を取得した。適応は「根治切除不能または転移性の腎細胞癌」で、用法・用量は「成人、1回5mgを1日2回経口投与。患者の状態により適宜増減するが、1回10mg、1日2回まで」となっている。...
厚生労働省が、処方箋に記載する一般名処方の標準的な記載(一般名処方マスタ)を更新し、厚労省ホームページに公開した。今回更新されたマスタには、一般名処方加算の対象となる全ての成分・規格となる949品目が収載された。これには、6月22日に薬価基準への追補収載を官報告示された、...
私たちが普段行っている薬歴業務。これには「薬剤服用歴管理指導料(薬歴管理料)」という調剤報酬上の点数が設けられています。このコラムでも以前、「薬歴業務は誰のため?」と題して、薬歴業務の本質について議論しました。...
前回は、ピロリ菌感染が発覚したところまでお話しました。今回は除菌療法の話題に入っていきたいと思います。...
前回は、ピロリ菌感染が発覚したところまでお話しました。今回は除菌療法の話題に入っていきたいと思います。...
皆さんは「KYT(ケーワイティー)」という言葉を聞いたことがありますか? 医療安全管理に関するセミナーで「危険予知訓練(トレーニング)」というものが行われますが、このローマ字表記(Kiken Yochi Training)の頭文字を取って「KYT(ケーワイティー)」と呼んでいるのです。...
梅雨を迎え、またあの暑い夏がやってきますね。今回は、メディカルハーブというより、お野菜に分類されるハーブ「ルッコラ」を紹介します。最近は、スーパーマーケットでも一年中見かけるようになったルッコラですが、旬は今の時期。今ならばおいしいものが召し上がれますので、ぜひ試...
「ちょっとこれ、見てよ。すごいから」「えっ、今、こんなになっちゃったんですか」「うわ、おれ、もう薬局に戻れないわ」「本当にこんなのさばくんですかね」「今まで30秒で済んでたのが、これだと5分かかるよね」。2012年某日、某病院の調剤室で、院外処方箋を広げたときの会話である。...
今回は、主たる不妊症治療である排卵誘発について解説します。排卵誘発薬の中でも内服で用いられるもの、主に、クロミフェンクエン酸塩(クロミッド他)、シクロフェニル(セキソビット)に焦点を当てて解説します。...
『日経ドラッグインフォメーション』ではこのたび、「薬局で働く管理薬剤師に関する意識調査」を実施いたします。この調査は、薬局や薬店の薬剤師、経営者を対象とし、管理薬剤師業務の実態や、管理薬剤師がより良いリーダーとなるために何が必要か明らかにすることが目的です。調査の...
2012年6月22日、αβ遮断薬のアルマール(一般名:アロチノロール塩酸塩)の商品名が変更された。名称類似薬との取り違い防止を目的とした変更で、具体的には、アルマール錠5がアロチノロール塩酸塩錠5mg「DSP」に、アルマール錠10がアロチノロール塩酸塩錠10mg「DSP」に変更となる。...