京大、TRIM28がT細胞性自己免疫疾患を抑制していることを確認
T細胞(Tリンパ球)による免疫は、ウイルス感染細胞やガン細胞を直接破壊する、もっとも強力な生体防御システムだが、この過剰な活性化はリウマチや自己免疫性甲状腺炎、I型糖尿病といった深刻な自己免疫疾患の原因でもあり、その制御機構の解明に向けた研究が世界中で進め ......
第26回日本臨床リウマチ学会 実地医家から見た新分類基準の問題点を議論
米国リウマチ学会（ACR）/欧州リウマチ学会（EULAR）が2010年に発表した関節リウマチ（RA）分類基準（以下，新基準）は，RAを早期に診断し治療を開始することにより ......
関節リウマチにおけるBioのエビデンスは十分？
1993年，Ravinder N. Maini氏らが報告した関節リウマチ（RA）患者へのインフリキシマブによる劇的な治療成績を機に，生物学的製剤（Bio）の時代の幕が上がった。...
関節リウマチ適応のBio，安全性最優先でエビデンスが集積
わが国では，関節リウマチ（RA）に対する生物学的製剤（Bio）の市販後全例調査が義務付けられている。同調査のほか，多施設後ろ向き調査や市販後試験を含めると，最初 ......
京大、TRIM28がT細胞性自己免疫疾患を抑制していることを確認
T細胞(Tリンパ球)による免疫は、ウイルス感染細胞やガン細胞を直接破壊する、もっとも強力な生体防御システムだが、この過剰な活性化はリウマチや自己免疫性甲状腺 ......
RA患者の転倒回数は健常人と有意差見られず
関節リウマチ（RA）患者の転倒回数は、健常人との間に有意差が見られないことが示された。大阪市立大学整形外科学の杉岡優子氏らが、4月26日に東京で開幕した第56回 ......
MBDAスコアが関節リウマチ疾患活動性の簡便な評価ツールに
臨床的寛解（炎症や疼痛などがない状態）が予後に大きく影響する関節リウマチ（RA）において，疾患活動性を簡便かつ客観的に評価できる指標が求められている。...
「我々に必要なのは独創的な研究」
今回の日本リウマチ学会の会長を務める東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学教授の宮坂信之氏は、IORRA研究が国内にとどまらず世界に向けて、その成果を発信し続けている功績を称え、学会賞の受賞理由に掲げていた。 山中氏はIORRA研究で心がけ ......
インフリキシマブの早期導入でバイオフリー／ドラッグフリー寛解の可能性が高まる
静岡リウマチ整形外科リハビリ病院の澤野浩氏らの報告で、4月26日から28日まで東京で開催された第56回日本リウマチ学会（JCR2012）で発表された。 澤野氏らは、最初の生物学的製剤としてIFXを投与したRA患者のうち、150週以上の経過観察が可能だった200例を対象とした。...
インフリキシマブの早期導入でバイオフリー／ドラッグフリー寛解の可能 …
関節リウマチ（RA）治療の世界的潮流は、「早期からの積極的な治療介入」の時代に入った。インフリキシマブ（IFX）をSteinbrocker病期分類のステージ1から用いると、 ......
関節リウマチの患者の受診行動の遅れが明らかに
対象は、1つ以上の腫脹関節があり2009年から2010年に亀田メディカルセンターリウマチ膠原病内科受診した未診断の患者のうち、関節リウマチと最終診断された92人（平均年齢59歳、女性65％）。 発症からプライマリケア医受診までの期間（Patient delay）、プライマリケア医 ......
関節リウマチと日内リズムの関係に迫る
関節リウマチ（RA）患者では，朝のこわばりを呈することや，夜間から朝にかけて炎症性サイトカインの産生が亢進することなどから，関節炎と日内リズムは相互に調節し ......
【薬食審医薬品第二部会】単価不活化ポリオ導入へ‐新規前立腺癌治療薬 …
コルベット錠25mg（富山化学工業）、ケアラム錠25mg（エーザイ）：新有効成分のイグラチモドを含有し、関節リウマチを効能・効果とする疾患修飾性抗リウマチ薬。...
関節リウマチ患者は胃腸障害を合併するケースが多い
関節リウマチ（RA）患者では、潰瘍や出血などの胃腸(消化管)障害、ならびに胃腸障害に関連する死亡リスクが高いことが、新しい研究で示された。...
薬食審・第二部会 新薬など７成分審議、承認了承 新規前立腺がん治療薬も
コルベット錠25mg（イグラチモド、富山化学）、ケアラム錠25mg（同、エーザイ）：「関節リウマチ」を効能・効果とする新有効成分含有医薬品。再審査期間８年。...
— 骨粗しょう症や骨折、関節リウマチの新たな治療法・早期診断法へ道 —
ＪＳＴ 課題達成型基礎研究の一環として、東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科の高柳 広 教授と林 幹人 研究員らの研究グループは、Semaphorin 3A（セマフォリン ......
【HS財団調査】未充足ニーズに高い貢献度‐新薬登場で大幅に向上
過去３回の調査結果と比べて、癌や関節リウマチ、炎症性腸疾患、パーキンソン病、HIV・エイズ、慢性Ｃ型肝炎等、アンメットメディカルニーズの大きい疾患で新薬の貢献 ......
スタチン服用を中止した関節リウマチ患者では死亡リスクが増大
関節リウマチ（RA）患者がコレステロール低下薬の服用を中止すると、死亡リスクが高まる可能性があることが、新しい研究で示された。実際、スタチンの服用を中止した ......
健康で長生きするカギは中年期に＝米専門家
米国リウマチ学会が昨年発表した調査結果によると、同団体の6週間の「気楽に歩こう（Walk With Ease）」プログラムでは、障害が減り、関節炎の症状、認知力、 ......
第２９７３号
Mayor Clinicの医師，Philip S. Henchにより1948年に初めて関節リウマチの患者にコルチゾン100mg［プレドニゾロン（PSL）換算20mg筋注］が投与されてから60年以上経た ......
