2011年7月1日、ペグインターフェロン アルファ-2a(PEG-IFNα-2a;商品名ペガシス皮下注90μg)とリバビリン(商品名コペガス錠200mg)の併用療法に「C型代償性肝硬変によるウイルス血症の改善」の適応が追加された。従来から、C型慢性肝炎の治療に対しては、PEG-IFNα-2a製剤単独、およびPEG-IFNα-2a製剤とリバビリンの併用療法が認められていたが、これまではC型代償性肝硬変の治療にPEG-IFNα-2a製剤が使用できなかった。
...ADVANCE試験は、既存薬で十分な効果が得づらいC型肝炎ウイルスのジェノタイプが1型の患者1095例が対象。コントロール群(ペグインターフェロン(PEG-IFN)+リバビリン48週投与[以下、標準治療])、テラプレビル12週群(テラブレピル+標準治療12週間)、テラプレビル8週 …
...