OTC薬の第1類医薬品の販売時に、薬剤師が文書を使い、詳細な説明を行っていた薬局は55.2%にとどまることが、厚生労働省の2011年度一般用医薬品販売制度定着状況調査で明らかになった。2010年度の同調査に比べ、およそ14ポイント改善したものの、いまだに第1類医薬品販売時の薬剤師による情報提供が徹底されていない現状が浮き彫りになった。
...厚生労働省は8月29日発行の「医薬品・医療機器等安全性情報」で、2011年度までの5年間に市販薬(OTC)メーカーから報告された副作用に関する情報を公開した。それによると、OTCの重篤な副作用に関する報告は1,220例、年間平均250例前後寄せられており、最も頻度が …
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