薬剤師国家試験対策予備校「ファーマプロダクト」の代表取締役で、東京校で薬理学などの教鞭を執る和田功氏が、薬局薬剤師として働く今だからこそ知りたい薬理学や病態学の基本を解説します。第14回では、甲状腺ホルモンが体内でどのように生合成されるか、バセドウ病や橋本病などの甲状腺機能異常症の病態に甲状腺ホルモンの多寡がどうかかわっているのかについて学んでいきましょう。
...この多面的な病態の改善に有効な治療法はまだ開発されていないのが現状だ(画像1) 近年、脊髄損傷の多面的病態に有効な治療法として、幹細胞移植による治療が注目を集めている。これまでの研究においては、ヒトES細胞、iPS細胞、骨髄間葉系幹細胞などの治療効果が脊髄損傷 …
...薬剤師国家試験対策予備校「ファーマプロダクト」のベテラン講師、和田功氏による薬理・病態学講座。今回は第10回に引き続き、パーキンソン病の病態に基づく治療薬選択について解説します。COMT、MAOとは何の略称でしょうか。そして、パーキンソン病の治療において、これらの阻害薬はどのような役割を果たすのでしょうか。和田氏の授業を受けながら、頭の整理をしていきましょう。
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