2012年11月、抗癌剤投与に伴う健康被害に関して、2件の報道事例がありました。1件目は、B型肝炎ウイルスキャリアに対し、ウイルス検査を行わずに抗癌剤のリツキシマブ(商品名リツキサン)を投与し、B型肝炎が悪化して患者が死亡したのでは…というもの。もう1件は、経口抗癌剤の投与中に、肝機能と腎機能が悪化していることを見落とし、投与を継続したために、患者が死亡したというものです。この2件は、「経過観察が不十分」だった点で共通しています。
...医薬品医療機器総合機構(PMDA)は本日(6月5日),レニン阻害薬アリスキレンの添付文書改訂を指示し,ACE阻害薬またはアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)投与中の糖尿病患者における同薬の投与を禁忌にすると発表した。欧米では既に同様の措置が行われていた(関連 …
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