COP10では、途上国の生物資源から医薬品などを開発した場合の利益配分を定める名古屋議定書をめぐって、先進国と途上国が対立を続けてきた。 29日朝、松本環境相が提示した議長案では、主な対立点だった議定書適用の時期について、途上国側が求めていた植民地時代まで …
...医療関連分野のIT投資は加速する見込み。日本オラクルは医療情報連携基盤市場への本格参入を表明した。 遺伝資源の利用と原産国および利用者との利益配分のルールを定める「名古屋議定書」の採択を巡って、多くの遺伝資源を有する途上国と(ライフサイエンス産業を …
...国連生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10=名古屋会議)が名古屋市で開かれている。生態系保護の国際目標設定(名古屋ターゲット)と、「遺伝資源」を利用した利益の国際配分ルール策定(名古屋議定書)の2つが最大の焦点で、最終日の2010年10月29日までの合意を …
...実は日本の医療用漢方薬は、原料の大半が中国からの輸入で、国内自給率はわずか1割程度となっている。 COP10での議論の方向性によっては、遺伝資源である原料の入手が難しくなる可能性がある。 漢方薬店の店主は、「生薬(の値段)が上がってくればですね、全部、漢方薬が …
...200種類以上の漢方薬を扱う東京都内の専門店の店主は、心配そうにCOP10の議論の … 漢方薬店の店主は、「本当に困る。薬というのはね、病人の糧ですから」と話した。 …
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