現在,わが国で承認されているアルツハイマー病(AD)の治療薬は,ドネペジル,ガランタミン,リバスチグミン,メマンチンの4剤あるが,いずれも症状の進行を抑制する抗認知症薬であり,根本治療薬ではない。また,近年はADの発症要因とされるβアミロイドの凝集・蓄積を …
...第2章「薬物療法の実際」(水上勝義)では,認知機能障害の治療薬としてのコリンエステラーゼ阻害薬であるドネぺジル塩酸塩,ガランタミン,リバスチグミンやNMDA受容体拮抗薬であるメマンチンを解説し,さらにBPSDへの治療薬としてのコリンエステラーゼ阻害薬,NMDA受容 …
...ヤンセンファーマと武田薬品工業は3月22日、国内では2製品目のアルツハイマー型認知症治療薬となるレミニール錠、同OD錠、同内用液(一般名=ガランタミン)を新発売した。先行するエーザイのアリセプト(ドネペジル)以来、約10年ぶりの新薬の登場となる。 …
...新たなアルツハイマー型認知症治療薬2品目が年明けにも承認される見通しとなった。11月24日の厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)医薬品第一部会で、第一三共のメマリー錠(成分名=メマンチン)、ヤンセンファーマのレミニール錠・OD錠・内用液(ガランタミン) …
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