国内でも、日本医学会が2011年2月に、「医学研究のCOIマネージメントに関するガイドライン」(医学会のホームページを参照)を作成するなどの動きがある。 ガイドラインの策定の準備は約2年前から進めてきた。2011年1月の製薬協の総会で、ガイドライン策定を正式に決定、 …
...駿河台日本大学病院循環器科教授の長尾建氏はこう説明する。 2010年、AHA(米国心臓協会)の「心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2010」で市民による蘇生法を巡って大きな変更が行われた。蘇生で行うべき事項から、「呼吸の確認」が削除され、「その場に …
...そのほか、「グレーゾン」の問題を指摘したのは、東海大学医学部付属病院診療技術部長の原口信次氏。実態調査などを踏まえ、例えば、X線CTにおいて、造影剤注入は診療放射線技師が実施するケースが多いという実態などを踏まえ、「法律の縛りで非効率なことがあるかもしれ …
...ただ、ガイドライン(GL)の対象が循環器科医であったために、「残念ながら、歯科医の間では十分な普及がみられなかった」(慶應義塾大学医学部歯科・口腔外科学教室の矢郷香氏)という。 このような中で、日本有病者歯科医療学会、日本口腔外科学会、日本老年歯科医学会 …
...このような中で、日本有病者歯科医療学会、日本口腔外科学会、日本老年歯科医学会により策定されたのが、本企画でも紹介した「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン」だ。歯科医がGLをまとめ、抜歯時の抗血小板療法について言及したことの意義は …
...日本有病者歯科医療学会、日本口腔外科学会、日本老年歯科医学会の3学会は2010年10月、「科学的根拠に基づく抗血栓療法患者の抜歯に関するガイドライン(GL)2010年版」を初めて策定した。 GLでは、歯科医が抗血栓療法患者の抜歯時に直面する疑問(クリニカル・ …
...横浜市で開催された第72回日本血液学会学術集会で、大阪大学医学部附属病院小児科の橋井佳子氏が9月24日、同院の治療成績から報告した。 大阪大学医学部附属病院小児科では、近年改訂された“アメリカ感染症学会(IDSA)ガイドライン”に基づき、予防投与として …
...医療情報を取り扱うガイドラインの改定で、電子カルテ情報の外部保存基準が緩和された。今回はその流れを受け、2011年1月からSaaS形式でも提供予定の無床診療所向け電子カルテを紹介する。 患者の氏名や住所などの個人情報、既往歴・診断結果といった機密情報を取り扱う …
...医療情報を取り扱うガイドラインの改定で、電子カルテ情報の外部保存基準が緩和 … 医師会の「HOTプロジェクト」、2006年に京都府地域医療連携プロジェクト「まいこ …
...11月27日に開催された第4回製薬医学セミナーで、日本医学会の臨床部会利益相反委員会の委員長を務める曽根三郎・徳島大学大学院呼吸器・膠原病内科教授は、日本医学会では2011年3月の公表を目指し、「医学研究のCOIマネジメントに関するガイドライン」の作成を進めている …
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