2012年1月18日、深在性真菌症治療薬のカスポファンギン酢酸塩(商品名カンサイダス点滴静注用50mg、同点滴静注用70mg)が製造承認を取得した。適応は「(1)真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症(FN)、(2)各種真菌感染症:カンジダ症(食道カンジダ症、侵襲性カンジダ症)、アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性壊死性肺アスペルギルス症、肺アスペルギローマ)」であり、1日1回50〜70mgを、1時間かけて緩徐に点滴静注する。
...MSD株式会社(本社:東京都千代田区、社長:トニー・アルバレズ、以下MSD)は、本日、深在性真菌症治療薬「カンサイダス(R)点滴静注用50mg/ 70mg」(一般名:カスポファンギン酢酸塩、以下「カンサイダス(R)」)の製造販売承認を取得いたしました。 …
...MSDは3月9日、深在性真菌症の治療薬としてカスポファンギン酢酸塩 (=一般名、海外名:CANCIDAS)を日本で承認申請したと発表した。深在性真菌症は主に免疫が低下した患者で発症し、重症化しやすいが、骨髄・臓器移植、がん化学療法の普及、HIV、高齢者の増加などで …
...