日経DI-TV編集部がお送りするスペシャル番組、第2回のMCは記者の江本哲朗が務めます。2月にオンエアする3番組を紹介した後、2月10日発売の月刊誌『日経DI』に載る特集記事の中身をちょい見せ! 2月号特集のテーマは、そして謎掛けの答えは!? どうぞ楽しんでご覧ください。...
2011年1月21日、直接トロンビン阻害薬のダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩(商品名プラザキサカプセル75mg、同カプセル110mg)が製造承認を取得した。適応は「非弁膜症性心房細動患者における虚血性脳卒中及び全身性塞栓症の発症予防」で、1日2回、1回150mgの投与を基本とし、必要...
花粉症の季節が近づいてきました。スギ花粉飛散量が気になる今日この頃です。今回から2回にわたって、花粉症に用いる漢方薬について解説します。今回は、漢方処方における花粉症の考え方を踏まえ、小青竜湯や麦門冬湯が適するケースについて説明しましょう。...
ビスホスホネート(BP)服用者が、軽い外傷をきっかけに非典型的な大腿骨骨幹部骨折を起こすケースが報告されている。骨折前に大腿部痛が見られることが多く、その場合、X線検査による確認が必要だ。...
2009年6月の改正薬事法施行の際、第3類のみに限定された「OTC医薬品のインターネット販売」ですが、今年5月末の経過措置満了を前に動きが活発化してきています。1月26日、政府の行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会が提示した改革案でも、第3類以外のネット販売の解禁に向けた内容...
低年齢の小児の急性中耳炎患者において、注意深い観察と抗菌薬投与のどちらがより安全で有効なのか。この疑問に基づいて、厳格な基準で診断された2歳未満または3歳未満の急性中耳炎の小児を、急性中耳炎に最も有効とみなされているアモキシシリン-クラブラン酸または偽薬に割り付けて有...
e健康ショップ(東京都中央区)は1月27日、顧客がインターネット上でOTC薬を注文(購入予約)し、指定した薬局やドラッグストアで商品を受け取れるサービス「おくすり予約」を開始した。第1類、第2類のOTC薬も扱う。現在、加盟薬局を募集している。...
薬剤師国家試験対策予備校「ファーマプロダクト」のベテラン講師、和田功氏が、薬剤師として働く今だからこそ知りたい薬理学・病態学をわかりやすく解説。第1回は、生体機能の促進にも、抑制にも働く「パーシャルアゴニスト」を取り上げます。...
寒い日が続いていますね。この季節、寒さと空気の乾燥で、肌や唇が乾いて荒れてしまいがちです。今回は、そんな肌のケアに役立つハーブ「マリーゴールド」をご紹介しましょう。...
バルプロ酸をはじめとする抗てんかん薬は、後発品に切り替えた場合、その前後で何らかの影響が出る可能性がありますので、切り替え後の変化をモニタする必要があるでしょう。日本小児神経学会、日本てんかん学会、同薬事委員会、理事会からも、提言が出されています。...
2010年12月10日、非ステロイド性抗炎症点眼薬のネパフェナク(商品名ネバナック懸濁性点眼液0.1%)が薬価収載と同時に発売された。本薬は、既に10月27日に製造承認を取得している。適応は「内眼部手術における術後炎症」で、用時によく振り混ぜた後、1回1滴、1日3回点眼する。点眼は手術前日...
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は、その種類にかかわらず心血管リスクを高める可能性を持つこと、また、リスクが最も低いのはナプロキセンと見られることが、スイスBern大学のSven Trelle氏らの研究で明らかになった。論文は、BMJ誌2011年1月15日号に掲載された。...
アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)のロサルタンまたはカンデサルタンを投与された患者を心不全登録から選出し、生存率を比較したスウェーデンKarolinska研究所のMaria Eklind-Cervenka氏らが、患者の全死因死亡リスクはカンデサルタン投与群で有意に低いことを明らかにした。論文は、JAMA誌2011...
先日、友人達と会食した時のことです。親の病気の話題から薬の話題となり、多くの家庭で相当量の薬が余っている(そしてそのままため込まれている)現実を垣間見た気がしました。例えば、こんなケースです。...
メキシチールカプセル(一般名:塩酸メキシレチン)を服用してすぐに就寝したところ、翌朝に強い胸焼けが起こったため、医師の診察を受けることとなった。...
調剤の一部負担金に対してポイントを付与することに関する、いわゆる「ポイント問題」ですが、新年になってからも各方面の動きは納まりそうにありません。それぞれのちぐはぐな対応によって、この問題は右往左往、混沌どころの話ではなくなっています。最近の主な動きをまとめてみまし...
高知県にある地域密着型薬局「くろしお薬局」の代表取締役、川添哲嗣氏が、ロールプレーを通し患者アセスメントの極意を伝えます。第1回に登場する患者さんは、83歳の川添トメさん。食欲不振に悩んでいますが、それには意外な原因がありました。...
2011年1月11日、胃蠕動運動抑制薬のl-メントール(商品名ミンクリア内用散布液0.8%)が発売された。本薬は、既に2010年10月27日に製造承認を取得し、12月10日薬価収載されている。適応は「上部消化管内視鏡検査における胃蠕動運動の抑制」で、内視鏡検査時に、内視鏡鉗子口から胃幽門前庭部に...
今回から2回にわたって、いわゆる「ハイリスク薬」の一つであるバルプロ酸について解説します。今回は、バルプロ酸製剤の薬物動態の特徴と、普通製剤と徐放製剤の違いについて解説し、次回は、モニタすべき副作用や相互作用について解説していきます。...
慢性前立腺炎/慢性骨盤疼痛症候群(CP/CPPS)に現在用いられている様々な薬剤の中では、α遮断薬と抗菌薬が症状軽減に有効であることが、タイMahidol大学のThunyarat Anothaisintawee氏らが行った系統的レビューとネットワークメタ分析で分かった。論文は、JAMA誌2011年1月5日号に掲載された。...