実名か匿名か？ ソーシャルメディアを考える
ここ数年でmixiやTwitterなど、「ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）」や「ソーシャルメディア」と言われるものが、だいぶ身近になってきました。「薬剤師ねっと」という薬剤師専用のSNSに入っている方もいらっしゃるでしょうか。...強力ポステリザンを知らない薬剤師
「患者さんがこれ持ってきたんだけど、同じのうちにあるかな」。外来ナースが、小さいチューブを持って薬局に来た。患者に使う注射薬を取りに来たついでだった。...“落ち着く薬”の落とし穴
くろしお薬局の川添哲嗣氏と一緒に、ロールプレーを通して質問力を磨いていきましょう。第5回では、認知症の男性、内山ジロウさん（81歳）の娘さんが、薬局に父親の薬のことで相談に訪れます。徘徊や攻撃性が出てきたため、「落ち着くように」と追加された薬が、とてもよく効いていると...SU薬・グリニド薬の副作用と相互作用
副作用で最も問題になるのが、低血糖です。血糖値が60mg/dL以下になると、初期症状としての空腹感、手指振戦、心悸亢進などが現れてきます。50mg/dL以下になると眠気など意識に関する症状が現れ、意識低下、昏睡へと進んでしまいます。これらは、長時間の運動、他剤との相互作用、食事をし...死者・行方不明者8人、全壊は23軒
日本薬剤師会は、5月10日、東日本大震災による会員の被災状況（第1報）を公表した。4月末日現在、死者は宮城県で4人、岩手県で3人の計7人で、行方不明者は宮城県で1人。...1日1回服用のプラミペキソール徐放製剤
2011年4月22日、パーキンソン病治療薬のプラミペキソール塩酸塩水和物の徐放製剤（商品名ミラペックスLA錠0.375mg、同LA錠1.5mg）が製造承認を取得した。適応は「パーキンソン病」で、1日1回食後に経口投与する。標準維持量は1.5〜4.5mg/日であるが、1日量0.375mgから始めて経過を見ながら維持量まで...チェストベリーで月経前もさわやかに
風薫る5月、さわやかな季節となりましたね。さて、今日は、多くの女性が悩まされている月経前症候群（PMS：premenstrual syndrome）の症状を楽にするハーブ「チェストベリー」を紹介します。私も愛用しているんですよ。...薬局の新たな収入源、MTM
MTM（エム・ティー・エム、Medication Therapy Managementの略）という言葉を聞いたことはありますか？ 今アメリカの薬局は、MTMを新しい収入源として注目しています。...世界最大手の後発品メーカー、テバが大洋薬品を買収
テバファーマスーティカル・インダストリーズと大洋薬品工業は5月16日、テバが大洋薬品の株式の57％を370億円で取得すると発表した。今後、テバは残り43％の株式も買い進め、大洋薬品を完全子会社とする意向だ。...「〜してはならない」というマニュアル
先日、急ぎで証明写真を用意する必要があり、家の近所の某大手書店の店頭に設置されていたスピード写真機で写真を撮ろうと、ボックス内に入りました。しかし、財布に入っていたのは5000円札のみ。「1000円札か小銭しか使えない」と表示があったので、店内のレジに向かいました。...お薬手帳をデコっちゃおう！
薬剤師向け研修などを行う「ネオフィスト研究所」の所長、吉岡ゆうこ氏が、薬局ですぐ役立つ便利なグッズ作りのアイデアを紹介します。第5回のテーマはお薬手帳の「デコ」（デコレーション）。オリジナルの手帳カバーを店頭に展示して、患者さんに「自分だけの、大切なお薬手帳」を作っ...モバイル環境が「バスタブ」で快適に
皆さんはノートパソコンやiPadなどの通信はどうされていますか？ 自分は初めは行った先々の公衆無線LANなどを利用していたのですが、去年の中頃からポケットタイプの「ルーター」を持ち始めました。携帯電話の回線を、無線LANにしてしまう通信機器です。これに「バスタブ」を追加して、快...6年制第1期生の5年次進級率は約8割
5月10日に開催された文部科学省の薬学系人材養成の在り方に関する検討会（座長は東大医学系研究科教授の永井良三氏）で、全薬学部・薬科大学の2008年から2010年までの過去3年間の入試倍率や定員充足率、および6年制薬学部1期生となる2006年度入学者の5年次進級率が公表された。...とある日のステルベン
「大田さん、ステったって」「マジで？土曜日会ってきたけど、元気だったのに」「急変したらしいよ」「腎機能も肝機能も悪くなってたからなあ」「ショックだよ」「へこむね」休日が開けて出勤するなり、当直担当者とそんな会話をした。...「タケプロンによる下痢」に気付かず3カ月放置
患者から下痢の訴えがあったが、医師、薬剤師とも原因を特定できずにいた。しかし3カ月後、タケプロンOD錠＜ランソプラゾール＞の服用を中止したところ下痢の症状は見られなくなった。...一言プラスで服薬指導にリアリティーを
皆さん、ゴールデンウイークはどのように過ごされたでしょうか。しっかりお休みを取れた方もいらっしゃるでしょうし、普段通り、もしくは普段以上に忙しかった方もいらっしゃることでしょう。私は休みを利用して、千葉方面へドライブに行ってきました。今回は、その道中に見かけたシー...SU薬とグリニド薬の薬理作用と使い分け
SU薬やグリニド薬といった経口の糖尿病薬は、一般に服用が長期にわたり、高齢者が服用することも多い薬の一つです。また、合併症の治療も同時に行うので、併用薬が多くなるのも特徴の一つでしょう。今回は、このSU薬とグリニド薬の特徴について解説します。これら薬剤の副作用や相互作用...開いた質問で患者の心を閉ざす!?
スギメディカルの主任研究員、川村和美氏が、患者とのコミュニケーションを深めて信頼関係を築くことを通して、医師の処方を生かすためのエッセンスをお伝えするこの番組。第2回では、コミュニケーション技法の基本のひとつである開いた質問（Open-End Question）に、かえって患者の心を閉ざ...薬局にあるとちょっとイイ？スタンプ
前々回の「100のかたち」に引き続き、パソコンがなくても創意工夫でイケてる薬局を演出できる素敵なガジェット第2弾ををご紹介。それは、スタンプです。...認知症用薬で日本初の経皮吸収製剤
2011年4月22日、アルツハイマー型認知症治療薬のリバスチグミン（商品名イクセロン、リバスタッチ）が製造承認を取得した。本薬は、経皮吸収製剤（パッチ剤）であり、適応は「軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症状の進行抑制」である。...