今回は、6月号の記事中でも紹介している「節電への理解を求めるためのポスター」をPDFファイルでご用意しました。このページの下にある縮小版の「ダウンロード」の文字をクリックして、ダウンロードしてください。...
日本では既に承認されている特発性肺線維症治療薬ピルフェニドンを欧米人などに投与した2件のフェーズ3試験の結果が、Lancet誌2011年5月21日号に掲載された。著者である米Duke大学のPaul W Noble氏らによると、ピルフェニドン投与群では、ベースラインから72週間の努力性肺活量(FVC)の予測値に対...
癌化学療法の中心が、入院から外来にシフトするにつれて、病院薬剤師のみならず地域の薬局薬剤師の働きも重要視されるようになってきた。ところが、特殊な薬剤が多い癌化学療法について薬局薬剤師が交流、研さんする場が少なく、癌化学療法における薬剤師間の情報ギャップの拡大が問題...
投薬時に今回は粉タイプのブドウ糖が欲しいとの要望があった。前回の薬歴を確認したところ「錠剤タイプでお渡しした」との記載があったため、「錠剤では何か問題があったのか、また、粉では飲みにくいのではないか」を確認したところ、錠剤タイプでは1包中のブドウ糖量が少ないため、効...
5月24日、日本薬剤学会が厚生労働大臣にあてて、医薬分業国際標準化に関する陳情書を提出しました。同学会のウェブサイトで全文が公開されています。陳情書の内容を一言でまとめますと、「医薬分業を、グローバルスタンダードである完全分業にしてください」というものです。...
今回は、MTMの仲介業者について紹介したいと思います。MTMの報酬を請求するには、とても煩雑な申請作業が必要なので、アウトカムズ(Outcomes)やミリキサ(MIRIXA)といった仲介業者を活用するのが一般的です。...
本日は、分包機で有名なユヤマのサイトに面白いウェブサービスがあったのでご紹介します。といっても分包機を紹介する訳ではありませんw ユヤマのウェブサイトの右下にある、「調剤室のイメージ 気軽に作ろう!」をクリック。すると……「調剤室webレイアウト」という画面が表れます。...
スギメディカルの主任研究員である川村和美氏によるコミュニケーション講座、第3回のテーマは「話の主導権」。薬剤師と患者とのコミュニケーションにおいては、主役は患者。ならばと話の主導権を患者に渡してしまいがちですが、それでは必要な情報を効率良く聞き出すことができません。...
2011年4月22日、疼痛治療薬のトラマドール塩酸塩・アセトアミノフェン配合製剤(商品名トラムセット配合錠)が製造承認を取得した。適応は、「非オピオイド鎮痛薬で治療困難な非癌性慢性疼痛、抜歯後疼痛」である。用法・用量は、非癌性慢性疼痛では1回1錠、1日4回(投与間隔として4時間以...
第1世代の抗てんかん薬の胎内曝露は出生異常リスクを約3倍に高めることが明らかになっている。だが、第2世代抗てんかん薬の胎児に対する影響は明確になっていない。このほどデンマークStatens Serum InstitutのDitte Molgaard-Nielsen氏らが行った過去最大規模のコホート研究で、妊娠初期にそれらの薬...
メトホルミンとスルホニルウレア(SU)薬の2剤を併用しても血糖管理が不十分な2型糖尿病患者に、第3の糖尿病治療薬を追加する場合、どの種類の薬剤が最適なのだろうか。この疑問に基づき、無作為化試験のメタ分析とネットワークメタ分析を行ったブラジルRio Grande do Sul連邦大学のJorge L. Gross...
入川保則さんをご存知でしょうか。「銭形平次」や「水戸黄門」など、数多くのドラマや舞台で「名脇役」として活躍された方です。今年に入って癌を公表し、さらに抗癌剤治療を受けないと決めたことで話題になっています。その入川さんに、お話をうかがうことができました。...
皆さんは薬局で患者さんから、あるいはご家族やお友達から、「こんなハーブを試してみたいのだけど」といった相談を受けた経験がきっとあると思います。こういう質問には、有効性もさることながら、安全性についてもきちんと調べてお答えしたいもの。そこで役に立つのが、米国ハーブ製...
初回心筋梗塞後にアスピリン治療を受けている患者がプロトンポンプ阻害薬(PPI)を併用すると、心血管イベントリスクが1.5倍になり、全死因死亡リスクも有意に上昇することが、デンマークCopenhagen大学のMette Charlot氏らが行った大規模後ろ向き研究で明らかになった。H2受容体拮抗薬(H2ブロッ...
厚生労働省の「患者から副作用情報を受ける方策に関する調査研究」班(研究代表者は慶応大薬学部教授の望月眞弓氏)が実施中の、インターネットを介した患者からの副作用報告システム(以下、患者副作用報告システム)の約2カ月間の試行結果がこのほどまとまった。...
皆さんもご存じのように、レボセチリジン(商品名ザイザル)は、ラセミ体であるセチリンジン塩酸塩(商品名ジルテック他)の活性本体であるR-エナンチオマーを主成分とした抗アレルギー薬です。このレボセチリジンに、セチリジンにない禁忌項目があることをご存じでしょうか。...
薬剤師国家試験対策予備校「ファーマプロダクト」のベテラン講師、和田功氏による薬理学・病態学講座。今回から2回にわたり、うつ病治療薬の作用点について解説します。今回取り上げるのは、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬と、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)。それぞれどの...
2011年5月24日、緊急避妊薬レボノルゲストレル(商品名ノルレボ錠0.75mg)が発売された。用法・用量は「性交後72時間以内に1回1.5mg経口投与」となっている。現時点では薬価未収載であり、今後も保険適用はされない見込みである。...
4月28日に、とうとう日本でもiPad(アイパッド)2が発売されましたね。このiPad用の便利なアプリの一つが「FileMaker(ファイルメーカー)Go」。iPadやiPhoneでファイルメーカーのファイルが使えるんです。というわけで、早速!在宅用の帳票作成ファイルをパソコンで作ってみました。...
メキシチールカプセル(一般名:塩酸メキシレチン)1回1カプセルを1日2回服用するようにとの処方意図にもかかわらず、患者は1回に2カプセル服用していた。...