メサペイン:強オピオイドでも鎮痛困難な癌性疼痛に有効
2012年11月22日、癌疼痛治療薬のメサドン塩酸塩(商品名メサペイン錠5mg、同錠10mg)が薬価収載され、近く発売される見込みである。本薬は、9月28日に製造承認を取得している。適応は、「他の強オピオイド鎮痛剤で治療困難な中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛」であり、用法・用量は「他の強オピオイド鎮痛剤から切り替えて使用し、成人には初回投与量として使用していた強オピオイド鎮痛剤の用法・用量を勘案して、1回5〜10mgを1日3回経口投与」となっている。 続きは...