今回承認されたパゾパニブは、悪性軟部腫瘍に適応を有する、初めての分子標的治療薬である。血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)ならびに幹細胞因子受容体(c-Kit)に対する阻害作用を持ち、マルチキナーゼ阻害薬に分類される。
...治験では一次治療に抵抗を示した患者に対して有効性、安全性を検証した。同社は、同じ経口の腎細胞がん治療薬としてスーテントカプセルを販売しているが、スーテントは主にVEGFR及び血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)の細胞内シグナル伝達を、それぞれ阻害することにより …
...治験では一次治療に抵抗を示した患者に対して有効性、安全性を検証した。同社は、同じ経口の腎細胞がん治療薬としてスーテントカプセルを販売しているが、スーテントは主にVEGFR及び血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)の細胞内シグナル伝達を、それぞれ阻害することにより …
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