一方、糖尿病の診断や治療の判断に用いる項目のHbA1cの昨年の検査数(ラテックス定量法などの免疫学的測定法を含む)は1億47万件で、金額は116億円。今年は1億1093万件(10.4%増)、125億円(7.8%増)と予想している。
...メトホルミン単剤では血糖管理が不十分な2型糖尿病患者にインクレチン関連薬を併用するなら、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体作動薬のリラグルチドとジペプチジルペプチダーゼ4-4(DPP-4)阻害薬のシタグリプチンのどちらがよいか。この疑問を検証するため両剤の直接比較を行った米Vermont大学医学部のRichard E Pratley氏らは、リラグルチドを選択した方がHbA1c値の低下は大きいことを明らかにした。論文は、Lancet誌2010年4月24日号に掲載された。
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