検証の結果、心臓毛細血管に発現するタンパク質分解酵素「DPP4」の活性異常が、糖尿病を原因とする拡張不全型心不全発症の主因の一つであることを突き止めた。さらに、糖尿病治療薬として市販されているDPP4阻害剤を使えば、糖尿病に合併する拡張不全を改善 …
...また、糖尿病治療薬のDPP4阻害剤投与が、糖尿病合併症としての心不全発症を抑制し得るか、さらに、DPP4活性のモニタリングが糖尿病およびそれ以外の原因による拡張不全心発症を予測し得るかが検証された形だ。 そして今回の研究により、DPP4の心臓における発現 …
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