レニン-アンジオテンシン(RA)系阻害薬の投与を受けている高齢者の尿路感染治療にトリメトプリム-スルファメトキサゾール(ST)合剤を用いると、他の抗菌薬を投与した場合に比べ、高カリウム血症関連入院のリスクが6.7倍になることが明らかになった。カナダToronto大学のTony Antoniou氏らが、集団ベースのネステッドケースコントロール研究の結果をArch Intern Med誌2010年6月28日号に報告した。
...これまで慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者への投与が控えられてきたβ遮断薬が、実はCOPD患者に生存利益をもたらし、増悪リスクを低減する可能性がある―。そんな観察コホート研究の結果を、オランダUtrecht大学医療センターのFrans H. Rutten氏らが、Arch Intern Med誌2010年5月24日号に報告した。
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