富山県衛生研究所では、2010/11シーズン中にインフルエンザウイルス246株を分離した。それら分離株について赤血球凝集抑制(HI)試験による型・亜型の同定を試みたところ、分離時にMDCK細胞に明瞭な細胞変性効果が観察されたにもかかわらず赤血球凝集(HA)活性が著しく …
...このMDCK細胞から分離された8株について、国立感染症研究所から配布された2009/10シーズンウイルス同定用キットを用いて赤血球凝集抑制(HI)試験(0.5%モルモット赤血球を使用)を行った結果、抗A/Uruguay/716/2007(ホモ価1280)に対して5株がHI価40、3株がHI価80で …
...そこで、国立感染症研究所より配布されている2009/10シーズンインフルエンザウイルス同定キットにて赤血球凝集抑制(HI)試験による型別同定を行った結果、分離された11株は抗B/Brisbane/60/2008血清(ホモ価2560)に対して1株がHI価1280、残り10株はHI価2560を示し、 …
...