今回承認されたパゾパニブは、悪性軟部腫瘍に適応を有する、初めての分子標的治療薬である。血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)ならびに幹細胞因子受容体(c-Kit)に対する阻害作用を持ち、マルチキナーゼ阻害薬に分類される。
...武田薬品は7月26日、開発中の分子標的治療薬モテサニブ(開発コード:AMG706)について、日本、香港、韓国、台湾でアジア共同フェーズ3試験を開始したと発表した。対象疾患は、進行非扁平上皮非小細胞肺がん。同剤は、血管内皮増殖因子受容体1・2・3、血小板由来 …
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