今回は、非定型抗精神病薬について、薬理作用に関する解説と併せて、使い分けについて紹介します。なお抗精神病薬の使い分けについては、エビデンスのある資料はなかなか見いだしにくい分野ですので、精神科医たちの討論資料などを多く読み込んだ上で、共通する項目を取り上げる形で解説していきます。
...糖尿病の新しい治療となっているインクレチンですが、作用や特徴は大体理解しました。
ですが、インクレチンの作用に「ある程度高濃度(薬理的な濃度)であればβ細胞を増加させる」「GLP-1は薬理的濃度で体重減少を来す」「GLP-1の生理作用、薬理作用・・・」
薬理的な濃度、薬理作用、生理作用・・・これって何なのでしょうか?血中濃度とは別というのは何となくわかるのですが・・・
ご教授おねがいします!
また、GLP-1受容…
片頭痛の治療に用いられるトリプタン系薬剤は、日本では5成分が使用できます。薬理作用は似ていますが、作用時間や副作用に差がありますし、薬物動態にも大きな差があります。
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