急性冠症候群(ACS)を経験した患者は、アスピリンなどを用いた標準治療を受けていても心血管イベントのリスクが高い状態にある。米Brigham and Women’s HospitalのJessica L. Mega氏らは、こうした患者にリバロキサバンを追加すると心血管イベントが抑制されること、利益とリスクのバランスが良いのは1日5mg(2.5mg1日2回)という低用量であることを、二重盲検の無作為化試験ATLAS ACS 2-TIMI 51によって明らかにした。論文は、NEJM誌電子版に2011年11月13日に掲載された。
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