厚生労働省は6月16日、バルプロ酸ナトリウムを主成分とする協和発酵キリンのデパケン(デパケン錠100、同錠200、デパケン細粒20%、同細粒40%、デパケンR錠100、同R錠200、デパケンシロップ5%)と、興和のセレニカR(セレニカR顆粒40%、セレニカR錠200mg、セレニカR錠400mg)について、「片頭痛発作の発症抑制」の追加適応を承認した。
...片頭痛の治療に用いられるトリプタン系薬剤は、日本では5成分が使用できます。薬理作用は似ていますが、作用時間や副作用に差がありますし、薬物動態にも大きな差があります。
...いずれにしても、ペインクリニックや頭痛の専門外来などで見てもらう事をお勧めします。 とくに片頭痛にNSAIDsの乱用は効果がないうえに、新たな頭痛の原因にもなりかねないので。。。 以前、ペインクリニックの隣の薬局で働いていたので少しでも参考になればと思って書き …
...三環系抗うつ薬の片頭痛と緊張型頭痛に対する有効性と安全性を改めて評価すべく行われた大規模なメタ分析の結果が、BMJ誌2010年10月23日号に掲載された。米Walter Reed陸軍医療センターのJeffrey L Jackson氏らは、三環系薬剤の頭痛予防と頭痛強度軽減における効果は、偽薬や選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)に比べて高いことを明らかにした。有害事象は三環系薬剤の方が多かったが、脱落率には差はなく、忍容性も許容範囲であることが示唆された。
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