今回は、9カ月間子を宿し、育て続ける女性の体を元気にする漢方処方と、男性不妊を解消するための漢方処方について解説します。
...子供が欲しいのに妊娠しない――そうした悩みは男性より女性の方が強く感じているかもしれません。「不妊の原因は男女半々」ともいわれますが、妊娠しやすくするためには、卵子を元気にすることと、女性の体を元気にすることがやはり大切です。漢方薬がどのようにお役に立てるのかを解説します。
...今回は、更年期障害の症状として現れやすい、のぼせとホットフラッシュについて解説していきます。熱感やイライラも体のバランスが崩れることが原因だと考えられています。
...前回に引き続き、生理不順や月経前症候群(PMS)の漢方医学的な考え方と漢方処方の例を解説します。一つずつの症例だけで語りつくせるものではありませんが、参考になれば幸いです。
...花粉症の季節が近づいてきました。スギ花粉飛散量が気になる今日この頃です。今回から2回にわたって、花粉症に用いる漢方薬について解説します。今回は、漢方処方における花粉症の考え方を踏まえ、小青竜湯や麦門冬湯が適するケースについて説明しましょう。
...胃の不調の種類によって「証」が異なります。胃痛や胸焼け、消化不良など、症状は多岐に渡りますが、患者さんから自覚症状を丁寧に聞き取り、証を判断しましょう。今回は、暴飲暴食や過労によって来した胃の不調と適する漢方処方について解説します。
...消化・吸収に関して重要な役割を担っている胃は、外界からの刺激を受けやすいのも特徴です。胃の不調を引き起こす原因によって、処方が適する漢方薬は異なります。ストレスや緊張にさいなまれた胃に適した漢方処方について解説しましょう。
...では、口渇や咽頭痛、高熱の症状がある患者さんには、どのような漢方処方が適しているのでしょう。
...前回は、肺に熱がたまった状態(肺熱)が引き起こす咳に効く漢方処方を紹介しました。このほかに咳の原因には各種臓腑の失調やストレスがあります。
...前回は、気の不足による疲れに対する漢方処方について解説しました。気の不足のほかに、気の流れが悪くなることでも疲れを感じやすくなります。実際に症例を見てみましょう。
...