厚生労働省の医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議は10月6日、バルプロ酸ナトリウム(商品名:デパケン)など9成分の新規適応について、「公知申請が妥当」と判断した。10月末に開かれる予定の薬事・食品衛生審議会(薬食審)で、公知申請の事前評価が終了すれば、これらの新規適応は正式承認を待たずに保険適用される。
...8月26日と30日に行われた、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会(薬食審)で、ワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)など5成分の新規適応について公知申請の事前評価が行われ、30日付でこれらが保険適用されることが決まった(表)。新規適応が正式に承認されるのは半年以上先になる見込みだが、承認に先行して保険適用が認められることになる。
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