整形外科領域のもう一つの重要な勧告は、二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)による骨粗鬆症のスクリーニングについてだ。DXAは日本でも広く行われているが、AAFPは「高齢者に対する費用対効果は高いが、低リスクの若年者に対しては否定的である」との判断を示す。
...英オックスフォード大学のPeter Brocklehurst教授らは、英国の低リスク妊婦6万人を対象とした研究を行い、「健康な低リスクの妊婦では、病院の産科や助産所、自宅などの場所が出産に影響することはない」とする結果を、英医学誌「BMJ」(2011; 343: d7400)に発表した。
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