アテローム性動脈硬化を有する糖尿病患者にメトホルミンを投与すると、全死因死亡リスクが24%低下することが、国際観察研究REACHレジストリに登録された患者の情報の分析で明らかになった。仏国立衛生医学研究所(INSERM)のRonan Roussel氏らが、Arch Intern Med誌2010年11月22日号に報告した。
...2010年6月11日、糖尿病治療薬の「メタクト配合錠」が薬価収載された。既に4月16日製造承認されており、近々の発売が予定されている。本薬は、チアゾリジン系薬のピオグリタゾン(商品名:アクトス)と、ビグアナイド薬のメトホルミン(商品名:グリコラン、メデット、メルビンほか)の配合製剤である。糖尿病治療薬としては、国内初の配合製剤となる。
...アクトスは2型糖尿病に特徴的な病態であるインスリン抵抗性を軽減することによって効果を示す薬剤であり、メトホルミンは主に肝臓での糖の産生を抑制する薬剤です。ACTOplus met XRは、2型糖尿病治療に広く使用される両薬剤の合剤であり、メトホルミン徐放製剤を使用して1 …
...