大日本住友製薬はビグアナイド系経口血糖降下薬メルビン錠250mg(一般名:メトホルミン塩酸塩)の販売を中止する。最終出荷時期は在庫状況にもよるが、今年9月頃となる予定。同社はメルビン錠に比べて使用範囲が拡大されている同一成分のメトグルコ錠250mgを10年5月から …
...メトホルミン塩酸塩を有効成分とするビグアナイド系経口血糖降下剤「メトグルコ錠250mg」の発売から約8カ月。ご存知のように、大日本住友製薬が販売するメトグルコ錠250mgは有効成分、含量とも、同社のメルビン錠250mgと同じでありながら、新薬として薬価収載されたものです。ここで出てくるのが、「メトグルコはメルビンと全く同じなのだから、何も新薬として売り出さなくても、メルビンの適応拡大でいいのではないか」という疑問です。
...2010年5月10日、ビグアナイド系経口糖尿病薬のメトグルコ錠250mg(一般名:メトホルミン塩酸塩)が発売された。本薬は、1月20日に製造承認を取得し、4月20日に薬価収載されている。メトホルミン製剤は、古くからメルビン錠などの商品名で販売されているが、メトグルコは、従来製剤とは用法・用量などが異なっており、「新薬」の扱いとなっている。
...