この病院では、ヘリコバクター・ピロリ除菌療法を行う患者に対して、服用開始日、服用終了日および薬剤の副作用などの注意事項を記載した文書を渡していた。また、薬袋を二つに分け、(1)の薬袋には「こちらを先に服用してください」、(2)の薬袋には「(1)を終了したらこちらを服用してください」と服用の順番を記していた。しかし、患者は自宅で説明文書を全く読まず、薬袋に記載された文字しか見ていなかった。そのため、「まず(1)を服用してから少し時間を空けて(2)を服用する」と思い込んでしまい、同じ日に服用してしまった。
...患者から下痢の訴えがあったが、医師、薬剤師とも原因を特定できずにいた。しかし3カ月後、タケプロンOD錠<ランソプラゾール>の服用を中止したところ下痢の症状は見られなくなった。
... 内視鏡検査の結果、逆流性食道炎の疑いと診断され、タケプロンOD錠30mgを処方されました。先生からは、タケプロンが効果でなければ、別の原因で症状(ゲップ)が出ているので、再検査と言われました。3日続けていますが、ゲップはまったく改善されません。
もう一度、病院に行くべきでしょうか。
タケプロンは即効性があると説明を受けたものですから。
特に糖尿病領域の次期主力品候補のDPP-4阻害薬アログリプチンが米国で追加試験を求められ、同剤の米国発売が当初計画の09年から早くて12年にずれ込んだことが大きい。 同社は06~10年度まで5か年の中期計画に沿って経営していた。しかし、技術革新の壁や承認審査の厳格化 …
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