疾病を抱える人や合併症を持つ妊産婦が殺到し、内科と産科の患者数が爆発的に増えている。MSFは1日平均350件の診療と40人の新生児の分娩介助を行う。また、マラリアによって貧血に陥った子どもの患者が多いため、毎週80~90件の輸血も行っている。 …
...バンゴロ病院で負傷者の手術を行うMSFの外科チーム。 手術室では、オルガ・ウーレの歌声がマスク越しに聞こえてくる。看護師のオルガは、国境なき医師団(MSF)の外科医マーシャルに手術器具を手渡した。この地方の医療従事者の多くが避難したにもかかわらず、オルガは暴力 …
...アビジャン市内の他の地域で開いている病院も薬剤と食糧が不足して、厳しい状況です。12月以来、MSFは薬剤をあちこちの大学病院や州立病院に提供してきました。経済に支障が出て、通常の供給網が止まったからです。けれども、私たちも3月第3週の初めからは、麻酔薬や手術 …
...現状が数日間継続した場合、麻酔薬、消毒用の物資や外科手術用手袋が底をつく懸念がある。4月3日、コートジボワールの赤十字国際委員会(ICRC)の協力を得て、MSFはアビジャン南部のトレッシュビル大学病院に、負傷者の治療用の医療物資を提供した。 …
...少なくとも数百人が町から避難し、その中には医療スタッフも含まれます。彼らの状況は非常に憂慮すべきものです。人びとは暴力による直接の影響を被っているのです。 Q. スタッフが目にする避難民の雰囲気は? A. 移動診療を通して私たちが得た反応は、人びとは大変、 …
...西部の町バンゴロで活動するMSFの外科チームは、3月28日から4月2日までの間に121人の負傷者の治療を行っている。これまでに、MSFが活動する西部の町マンにある病院では、救急治療が必要な患者45人が搬送され、ダナネの病院では29人の患者に緊急治療が行われた。4月1日に …
...国境なき医師団(MSF)は、アビジャンのアボボ地区近隣で唯一機能している南アボボ病院で現地保健省と連携し、2011年2月から外科治療などの緊急援助を提供している。3月上旬の3週間で、MSFの医療チームは273人の救急患者を治療し、そのうち225人は銃創を負っていた。 …
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