薬剤師国家試験対策予備校「ファーマプロダクト」の代表取締役で、東京校で薬理学などの教鞭を執る和田功氏が、薬局薬剤師として働く今だからこそ知りたい薬理学や病態学の基本を解説します。第12回では、食事に伴って消化管から分泌されるホルモン「インクレチン」と、インクレチンの作用を応用した糖尿病治療薬について学んでいきましょう。
...国内では10年ぶりの新しい作用機序を持つ経口2型糖尿病治療薬として2009年12月に発売されました。 は、食後に分泌される消化管ホルモンであるインクレチンの分解酵素であるDPP-4を選択的に阻害する薬剤です。インクレチンは、血糖依存的に膵臓からのインスリンの分泌を …
...糖尿病の新しい治療となっているインクレチンですが、作用や特徴は大体理解しました。
ですが、インクレチンの作用に「ある程度高濃度(薬理的な濃度)であればβ細胞を増加させる」「GLP-1は薬理的濃度で体重減少を来す」「GLP-1の生理作用、薬理作用・・・」
薬理的な濃度、薬理作用、生理作用・・・これって何なのでしょうか?血中濃度とは別というのは何となくわかるのですが・・・
ご教授おねがいします!
また、GLP-1受容…
糖尿病の新しい治療となっているインクレチンですが、作用や特徴は大体理解しました。
ですが、インクレチンの作用に「ある程度高濃度(薬理的な濃度)であればβ細胞を増加させる」「GLP-1は薬理的濃度で体重減少を来す」「GLP-1の生理作用、薬理作用・・・」
薬理的な濃度、薬理作用、生理作用・・・これって何なのでしょうか?血中濃度とは別というのは何となくわかるのですが・・・
ご教授おねがいします!
また、GLP-1受容…
日本糖尿病学会の「インクレチン(GLP-1受容体作動薬とDPP-4阻害薬)の適正使用に関する委員会」は10月1日、インスリンからGLP-1受容体作動薬リラグルチド(ビクトーザ皮下注18㎎)に切り替えた症例で糖尿病ケトアシドーシスを発症し、2例の死亡が報告されたことを …
...糖尿病専門医で構成する「インクレチンとSU薬の適正使用に関する委員会」は6月16日、同月から発売されたインクレチン関連薬2剤(ノボノルディスクファーマのGLP-1受容体作動薬ビクトーザ皮下注と、武田薬品工業のDPP-4阻害薬ネシーナ錠)とスルホニルウレア(SU)薬との …
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