妊娠初期の抗ヘルペス薬は出生異常リスクを高めない
単純ヘルペス(herpes simplex)ウイルス、帯状疱疹(herpes zoster)ウイルスの感染に対する治療には、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルなどの抗ウイルス薬が用いられる。これらの薬剤を妊娠初期の女性が使用しても、児の出生異常リスクは上昇しないことが、デンマーク血清学研究所のBjorn Pasternak氏らが行った大規模な集団ベースのコホート研究で明らかになった。論文は、JAMA誌2010年8月26日号に掲載された。 続きは...