シムビコートにCOPDへの効能が追加
アステラス製薬とアストラゼネカは8月10日、シムビコートタービュヘイラー(一般名ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物)について、慢性閉塞性肺疾患(COPD)への効能追加が承認されたと発表した。追加された効能は「慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の諸症状の緩解(吸入ステロイド剤及び長時間作動型吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)」で、1回2吸入(ブデソニドとして320μg、ホルモテロールフマル酸塩水和物として9μg)を1日2回吸入投与する。同薬は吸入ステロイドと長時間作動型β刺激薬(LABA)の配合薬であり、2剤の併用を要するCOPD患者にとって選択の幅が広がることとなる。 続きは...