特発性肺線維症に対するピルフェニドンの利益とリスクのバランスは良好
特発性肺線維症に対するピルフェニドンの利益とリスクのバランスは良好
日本では既に承認されている特発性肺線維症治療薬ピルフェニドンを欧米人などに投与した2件のフェーズ3試験の結果が、Lancet誌2011年5月21日号に掲載された。著者である米Duke大学のPaul W Noble氏らによると、ピルフェニドン投与群では、ベースラインから72週間の努力性肺活量(FVC)の予測値に対する割合(%FVC)の低下が偽薬群に比べ有意に小さく、服薬遵守率と忍容性は高かった。 続きは...