救急患者における心エコ?の診かた
サービスURL:http://us-lead.com/seminar/semi_120519_120520.html セミナー内容のご案内 心エコー装置と診断技術の進歩により、心エコーは心疾患の診断、治療に不可欠なものとなっています。しかし、心エコーは乳腺、甲状腺、腹部等のエコーと比べて、肋骨、肺等が障害物となるため、その描出が難しく、また心臓は動体であるため、機能評価という難問も存在し、心エコーの習得を困難にしています。そこで、実際の装置に触って頂き、どのようなアプローチから心臓、大血管をを診れば良いのか、心臓の壁運動評価、左心機能はどうのようにすれば良いのか、どのような手順で検査を進めていけば良いのか、心臓の描出法から診断法までハンズオンで実技指導します。また、救急患者ではどのような疾患を対象に診て行けばよいのか症例を交えて講義します。内科、外科、麻酔科など循環器疾患を診る機会があるが、心エコーは苦手だという医師、検査技師の方、日当直時、救命センター等で心エコーを撮る必要に迫られている医師、検査技師の方に、救急患者を中心に心エコーで心疾患を診るポイント、ツボを会得していただきます。奮って参加のほどお願い致します。 プログラム 1. 救急患者が心エコーで対象となる心疾患 救急患者が対象となる心疾患として急性冠動脈疾患、心不全、弁膜症、胸部大動脈解離、心タンポナーデ、外傷など各論を動画を交えて講義します。 2. ハンズオン 救急患者を診るのに必要な断面像(左室長軸断面、左室短軸断面、心尖部長軸断面、心尖部二腔断面、四腔断面)、胸部大動脈、下大静脈の描出法を装置で実習して頂きます。救急患者の左室収縮機能を診る場合、Mモード、Simpson法等で左室駆出率(EF)を測定するには時間的な制約があるため、大まかな visual 評価を学んで頂きます。また、急性冠動脈疾患の評価のポイント、壁運動評価の診かたも学んで頂きます。 3. 救急患者における弁膜症評価 救急患者に良くみられる虚血、心不全、肺塞栓症に伴う弁膜症を動画を交えて講義します。 4. ハンズオン 肺気腫等で通常のアプローチで描出が困難な症例における、心窩部アプローチによる心臓描出法、左心耳の描出法を装置で実習して頂きます。また、左室流入血流の測定、三尖弁逆流、大動脈 続きは...